私たちは、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定された上山高原を中心に自然の保全・復元活動や地域のさまざまな有形・無形の資源を活かした実践型プログラムの企画・実施しています。
日々の活動の内容等をブログにて報告させていただきます。
2012年09月17日 2012:09:17:09:09:25
まだまだ暑いこの日、「霧ヶ滝トレッキング」を行いました
土・日曜日に参加出来ない方のために平日のプログラムを開催致しました。
一般参加者24名、取材スタッフ、インストラクター等含め30名のちょっとした団体ができあがりました!
午前9時ふるさと館を出発し、霧ヶ滝渓谷入り口までマイクロバスで移動し・・・出発です!
渓谷を歩きながら様々な可愛い植物を目にすることができました。
これは イワタバコ
霧ヶ滝に到着するまでに6つの橋を渡ることになります。
どれもちょっとした工夫がなされており、安全に渡れる様に作られています。
川を横切り、山を登ることを繰り返し、約1時間半かけて「霧ヶ滝」をめざします!
「絹糸の滝」
鮮やかな緑の渓谷をしばらく歩くと・・・・
視界がひらけると目前に「名勝 霧ヶ滝」
疲れが一気に吹き飛び笑みがこぼれます。
角度を変えると様々な表情を見せてくれる霧ヶ滝。
ちょっとした産物を近くで拾うことが出来ました。
・・・これは「栃の実」
「とち餅」の材料となります。
ホット一息ついたとこで・・・記念撮影!
みなさん、お疲れ様でした!
霧ヶ滝の橋のちょっとしたこぼれ話
「霧ヶ滝トレッキング」イベント前日に「橋が落ちていて霧ヶ滝に行けないよ!」と連絡が入り
急遽、保全部会の会員に声をかけ修繕のため現地へ向かいました・・・・。
橋を目の前にして、呆然
橋は落ちているのでは無く、宙に浮いているのです。
大水と共に流れてきた流木が橋を突き上げた様です。
明日のイベントに間に合うよう作業に取りかかり、何とか元通りに修繕する事ができました。
修繕の時間も結構かかったのですが、移動の時間が往復3時間かかり家に帰り着く頃にはすっかり夜になっていました。
霧ヶ滝に入った時には雨に注意しなければなりません。
天候が怪しくなったときにはすぐに引き返すことをお勧めします。
川が増水し、橋が流されると帰れなくなるのです。
自然は美しく、そして時には牙をむくこともあるのです。