イベント開催のご報告

猿壺(さるぼ)の滝など大地の恵みを五感で楽しみました

NPO法人上山高原エコミュージアムでは、2025年大阪・関西万博に向けた兵庫県認定のSDGsフェールドパビリオン向けプログラムを実施しています。通常の自然体験プログラムをベースとしながら、SDGs視点で兵庫県美方郡新温泉町南部に位置する奥八田地域の魅力を余すことなく体感いただくプログラムです。当プログラムでは、自然の多様性や循環について学び、持続可能な地域づくりの視点を深める体感を重視しています。

8月10日(日)

出発前にマップでルートを確認

当日はあいにくの雨天となり、予定していたシワガラの滝トレッキングから安全面を最優先に考え、目的地を変更することにしました。車で滝の近くまでアクセスできる猿壺(さるぼ)の滝と周辺の滝巡りに切り替えました。

朝からの雨で水量が増し、猿壺の滝は迫力ある水流となっており、訪れる価値を一層高めていました。また、近隣にある亀滝・苔滝・鶴滝・お面ケ滝も同様に水量が増しており、それぞれの滝の特徴や美しさを存分に堪能できました。轟音とともに流れ落ちる滝を間近に感じることで、自然の力強さと美しさを改めて実感することが出来ました。

水量の増した猿壺の滝を堪能

猿壺の滝の前で記念写真

迫力のお面ケ滝

滝巡りの後は、車で畑ケ平(はたがなる)高原へと移動しました。きめが細かくみずみずしい夏大根の生産地としても知られています。お盆を前に出荷が始まったばかりの大根畑の風景を楽しむことが出来ました。

畑ケ平高原での散策

昼食はシワガラの滝近くにある海上(うみがみ)地区の地域食堂「うみがみ元気村」で但馬牛を使った牛肉丼を召し上がっていただきました。但馬牛は和牛のルーツと言われ、兵庫県美方郡の集落では古くから但馬牛を飼育し、田畑を耕したり荷物を運んだりする「役牛」として大切に育てられていました。海上地区では現在も畜産農家があり、夏は上山高原へ放牧をされています。食後は、海上地区の美味しい水で入れたコーヒーと地元農家さんから差入れをいただいたスイカを楽しみ、上山高原ふるさと館へ戻りました。

うみがみ元気村での食事風景

ふるさと館では上山高原のススキを使用した手箒(てぼうき)作りに挑戦。参加者の皆さんの好みの糸で束ねた個性豊かな手箒をお土産に持ち帰りいただきました。

思い出の糸で作る手箒に熱中

皆様、大変お疲れ様でした。ご参加して頂きありがとうございました。

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